エトルリア語入門
- 著 者
- 河崎 靖(京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授)
- 体 裁
- B5判 62頁 並製本
- 発行日
- 2021年12月30日
- 定 価
- 1,650円(本体1,500円+税10%)
- ISBN
- 978-4-903762-29-6 C1087
- 内 容
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エトルリア語入門
本書は、ヨーロッパ古代の謎の言語、エトルリア語の言語文化全般にわたり、過去のアーカイブを構築する意味も込めて、その全体像に迫るものである。これまでのエトルリア語研究の成果を踏まえ、ゲルマン人のルーン文字に影響を与えたかもしれないエトルリアのアルファベットについても十分に論及した。また、語彙集をまとめて実用性を図り、かつ全般的に、エトルリア語に限らずマイナーな言語を対象とする言語的研究の輪郭を浮かび上がらせるべく各所になるべく多く注記を添えた。
著 者
河崎 靖(かわさき やすし)
京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授
1985年、京都大学大学院文学研究科修士課程(言語学専攻)修了
大阪市立大学講師、京都大学総合人間学部助教授を経て、2009年より現職
専門はゲルマン語学・歴史言語学・神話学
【著 書】
2004年 『オランダ語の基礎』(白水社)
2006年 『ゲルマン語学への招待 ─ ヨーロッパ言語文化史入門』(現代書館)
2007年 『ドイツ語学への誘い ─ ドイツ語の時間的・空間的広がり』(現代書館)
2011年 『ドイツ語で読む『聖書』─ルター、ボンヘッファー等のドイツ語に学ぶ』(現代書館)
2015年 『ボンヘッファーを読む ─ ドイツ語原典でたどる、ナチスに抵抗した神学者の軌跡』(現代書館)
2017年 『ルーン文字の起源』(大学書林)
2019年 『神学と神話 ─ ドイツ文化誌の視座から』(現代書館)
2020年 『アボリジニの言語』(大学書林) など
目次
【目 次】
はじめに
序
第1章 エトルリア語の解明に向けて
第2章 エトルリア語の歴史
第3章 エトルリア語の文字体系
第4章 エトルリア語の文法
第5章 エトルリア語・日本語 語彙集
あとがき
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